IT業界で働いてみたい、幅広い人々に利用されるシステムに携わりたいという思いを抱き、就職活動を行っていました。私が入社を決めた理由は、当社が日本最大級の金融システムを扱っていること、システムエンジニアとして成長できる環境があることに魅力を感じたからです。学生時代にプログラミングなどの経験がなかったため、入社後に周囲についていけるか不安を感じていました。しかし、入社前の説明会にて、当社では資格取得などの支援制度が充実していることを知り、また座談会にて実際に制度を活用してスキルアップに励む先輩社員の生の声を聞くことができ、安心して入社を決めました。
私は、一般のお客様が三井住友カードのWeb明細を閲覧するシステム（Vpassシステム）の基盤開発を担当しています。基盤開発業務では、サーバやネットワークの構築など、システムの土台部分の開発を行います。例えばVpassアプリで新しい機能をお客様に提供する場合には、新しい機器をつなぐためのネットワークを設計・構築したり、サーバの性能が十分であるかを検証したりして、新しい機能をスムーズに提供できる環境を整備する役割を担っています。また、基盤開発が担う範囲には、サイバー攻撃からVpassシステム、そしてお客様を守ることも含まれています。担当システムで使用する製品だけでなく、サイバーセキュリティ分野に関する知識に触れる機会も多いため、日々成長を感じながら業務に携わっています。
開発業務では、自分の考えを仕事内容に反映するチャンスが多くあります。
例えばシステムへ変更を加える際、お客様への影響を最小限に抑えるためには安全性と時間効率を両立させる手順を考える必要があります。自身の経験や知識を基に最適な方法を比較・検討しながら作成するため、実際に作業が成功したときには大きな達成感を得ることができます。
また、多くの人に使ってもらえるシステムに携われるのは当社の魅力の一つだと考えています。私が担当しているVpassシステムを含め、当社が担うシステムは、日本の金融を支える上で非常に重要な役割を果たしています。常に責任感と緊張感をもって業務に臨む必要はあるものの、一方で、テレビで三井住友カードのCMを見たときや、周囲の人の「サービスを使っているよ」という声を聴いた時には、自分が「社会的に重要かつ価値のあるシステムの開発に携われている」というやりがいと自負を感じています。
