経営の「意思」を受け継ぎ、よりよい現場環境を実現していく
K.Y. 1995年入社

経営層と現場の橋渡し役となり、より風通しのよい環境を生み出していく

 経営層と現場の橋渡し役――
 それが私の携わる「企画」という仕事です。当社の経営合理化や業績進展に直結する施策を企画し、それに伴う予算管理や実績管理を行うことが企画部のミッション。当社が抱える課題を私たちがキャッチし、それを具体的に適用すべく現場と折衝・調整しながら解決を図るほか、現場が抱える声や問題を経営層へと伝え、新たな経営方針策定の一助を担っていくことも重要なミッションです。経営層と現場の「意思」を受け継ぎ、それを施策という具体的な形にして解決を図っていく、いわば社内のコンサルタント的な役割と言えるかもしれません。
 社内だけでなく、グループ会社との交渉を通じた業務の効率化も、私の重要な仕事の一つ。グループ全体の進むべき方向を見渡す視野を持った上で、当社にとっての最適解を見いだすその仕事に、難しさとともに、非常にやりがいを感じます。

自分の立ち位置を決定づけた、社内コンサルティングの経験

 ITコンサルとは毛色の違う、経営的観点に立ってのコンサルティング要素の強い企画部での仕事ですが、もともと私はセキュリティおよび品質マネージメントのコンサルティングに携わっていました。中でもJ-SOX法のコンサルティングをグループ会社の方々と一緒に取り組んだことは、私にとってとても大きな経験となっています。当時は5件以上の案件を同時進行で担当し、連日のように顧客企業と話し合いを重ねながら、並行してレポートや資料を作成するといった状況。その中で必要な知識を独学で学ぶ必要も多々あり、短期間でみるみる業務知識や経営的な知識が蓄積されていくのを感じました。それなりの苦労があったことも事実ですが、結果として今の仕事を推進していく為のベースとなるスキルが身につけられたことは、非常に大きな財産になっています。
 現在の私の仕事は、システム構築のように直接的になにかを生み出すことはありません。しかしながら、経営の「意思」を察知し、各部署との調整を通じてそれを具体化し、より快適で効率的な現場を実現していくということは、大局的な観点で見れば非常にスケールの大きな「ものづくり」だと言えるかもしれません。

関係性の構築があって、はじめて現場が動いていく

 企画部の仕事で大切なのは、できるだけ「現場」へ足を向け、各部署とのコミュニケーションを密に取ることだと思っています。本部だけでなく各拠点、さらには関連会社にも足繁く通い、各現場の担当者と良好な関係を築き上げていく。そういった「社内外の人脈づくり」を積極的に行えるか否かが、この仕事では非常に重要になってきます。そこで築いた人間関係が基盤にあって、はじめてこの仕事は動いていくもの。もちろん経営の「意思」をキャッチするために上層部と接することが重要なのはもちろんですが、それと同じぐらい、現場との関係構築は大切な要素だと言えます。
 また、この仕事ではスピードを要求される、変化に富んだ仕事が日々発生します。それをこれまで培ってきた人脈・経験・知識をフルに活用して取り組んでいくのはとてもやりがいのある面白いことです。ルーチンワークとは無縁の変化に富んだ仕事、それが企画部で働く醍醐味だと思っています。接する人も各部署の担当者のみならず、自社の役員や各部署、さらには関連会社の経営企画部署に至るまで、実に多岐にわたります。これらの人々と一つの目標に向かって一緒に仕事ができることはとても刺激的なことでもあります。今後も、企画という仕事にこだわり、自身のスキルに磨きをかけることで、当社のさらなる成長に貢献していきたいと思っています。

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