業務について

金融システムを支える仕事とは

日本総研情報サービスは、『金融とITで社会インフラを支え』金融機関の心臓部を担っています。
当社では、三井住友銀行の基幹システムをはじめとしたSMBCグループの大規模システムの運用全般やシステム開発への参画など、様々な仕事を経験し、成長することができます。

システム運用エンジニア

システム運用とは、出来上がったシステムを効率的、安定的に動かし続ける仕事です。銀行やクレジットカードのあり方が変われば、金融システムの形を変える必要があり、システム運用の仕事内容も日々変化しています。
システム運用エンジニアは、金融サービスやIT技術に関する幅広い視野を持ち、自ら新たな運用計画を提案することで、システムの安定稼働を担っています。さらに、システム障害発生時には、利用者に影響が及ぶ前に迅速に対処して影響を食い止める、最後の砦として活躍します。
当社が担うのは三井住友銀行をはじめとするSMBCグループの巨大なシステムであり、世界経済に影響を及ぼす存在です。責任は重大ですが、当社が培ってきた技術力、チームワークを武器に立ち向かうことで、大きなやりがいを感じることができます。

運用の仕事とは、お客様のビジネスに対して、

運用作業の流れ

①要件定義
 (お客様のニーズ把握)
お客様のシステムにおいて実現したい運用基盤・仕組みの把握
②運用基盤設計
 (ニーズ実現の方策確定)
システム化に向けての運用基盤(ハードウェア等)、業務処理内容の明確化
③運用基盤構築
 (システムの作成)
システム運用基盤の導入、安定稼働を実現するための構築(チューニング)
④運用テスト
 (作成したシステムの検証)
導入されたシステム運用基盤、チューニングした運用基盤の検証
⑤本番稼働、
 以降の維持・管理
システム本番稼働と、以降、システムを安定稼働させるための維持・管理

システム開発エンジニア

システム開発とは、顧客のニーズを捉え、IT技術で形にすることです。費用や実現したい機能、環境の制約など多岐にわたる要素の整理、検討が必要です。関係者と綿密にコミュニケーションを取り、IT技術を活用して最適なシステムを構築することが求められます。さらに、金融システム開発においては、IT技術への幅広い知識だけでなく、提供する金融サービスへの深い知識が欠かせません。
当社はシステム運用を主軸に持つ会社として、システムを安定して動かし続けるための視点を持っています。開発の段階からその視点を活かしたシステム構築を行っています。
多くの人が関わるプログラミング、テストを終え、システムが無事稼働したときには達成感を得ることができます。プロジェクトごとに大きなやりがいを得られるのはこの仕事の魅力です。

開発の仕事とは、お客様の業務に対して、

開発作業の流れ

①要件定義
 (お客様のニーズ把握)
お客様のビジネスにおいてシステムで実現したいことの把握
②システム設計
 (ニーズ実現の方策確定)
システム化に向けてのシステム基盤(ハードウェア等)、業務処理内容の明確化
③システム製造
 (システムの作成)
システム基盤の導入、システムによる業務処理を実現するためのプログラム開発
④システムテスト
 (作成したシステムの検証)
導入されたシステム基盤、プログラム製造した業務処理内容の検証
⑤本番リリース
 (完成したシステムの引渡し)
お客様へのシステム引渡し、お客様による新システムの本格使用開始

セキュリティアナリスト(SOC運用)

SOC運用とは、企業へ向けた高度なサイバー攻撃を監視・分析するSOC(Security Operation Center)という専門組織を24時間365日運営していくことです。近年技術の高度化やシステム環境や端末の多様化により、サイバー攻撃の範囲や手法も多岐に渡り、企業の情報資産が国内外問わず狙われるリスクが増えています。中でも金融機関の情報資産は非常にターゲットになり易く、サービス継続の妨害を狙ったもの、情報盗取を狙ったもの等、多種多様なサイバー攻撃が観測されています。
こういった高度なサイバー攻撃を監視・分析する担当者をセキュリティアナリストと呼びます。セキュリティアナリストは、監視・分析をする為に、セキュリティ対策サービス、内部環境(ネットワーク、サーバ、OA機器)、サイバー攻撃手法に関する知識まで、幅広く精通している必要があります。そして、実際に起こっているサイバー攻撃の最終判断・報告を主に担当するCSIRT(Computer Security Incident Response Team)とともに対処し経験することで、セキュリティアナリストとして”成長を実感”できます。

SOCの仕事とは、お客様に降りかかる脅威に対して、

SOCの主な業務内容

①監視・分析・遮断 システムログを監視・分析し、サイバー攻撃(不正アクセス、DDoS攻撃、標的型メール攻撃 等)を検知する。緊急時は通信遮断等の対処も行う
②情報収集・情報共有 攻撃者の動向や脆弱性、不審メールの情報をセキュリティベンダー、SNS、各種情報サイト等から情報収集・分析を行い、関係各所(グループ会社、外部機関)が即応できる形で情報共有を行う
③マルウェア解析 お客様の端末で検知したマルウェア検体を入手し、解析専用端末、外部サイト等を用いてマルウェア解析を行う
④レポート作成 定期的(日次、週次、月次、四半期)に、サイバー攻撃検知内容、件数から攻撃傾向を分析し、国内外のサイバーインシデント事例と併せて関係各所向けのレポート作成を行う

ファシリティエンジニア(データセンター運営)

データセンター運営とは、金融システムを安定的に稼働させるために、データセンターをファシリティ(設備)面で支えることです。
金融システムの安定稼働には、電力供給はもちろんのこと、サーバ類を冷却するために必要な空調システムやセキュリティ対策等の様々な設備が必要です。これらの設備を維持するために、日々のメンテナンスや障害対策に力を入れています。また、地震や水害、富士山噴火等の自然災害に対し、設備面での対策考案・実現にも取組んでいます。
それだけでなく、AI制御による空調自動化、リチウムイオン蓄電池やマイクロ水力発電の採用等、サステナビリティへの取組み、ロボットや水素発電等の最新技術を活用した設備の安定化・効率化の検討も行っています。
データセンター運営というスケールの大きいフィールドで、自分のアイデアを実現できることがファシリティエンジニアの最大の魅力と言えます。
ファシリティエンジニアには、設備の役割・構成を理解すると共にサステナビリティや最新技術を踏まえた設備案件の企画力も求められます。また、システム運用・開発の知識も必要であり、三井住友銀行・日本総合研究所・設備ベンダー等、ステークホルダーが多岐に渡るため提案力・折衝力も必要です。日々の業務に携わることで、これらの幅広い能力や知識を身につけ、成長することができます。

ファシリティエンジニアの仕事とは、お客様のビジネスに対して、

ファシリティエンジニアの主な業務内容

データセンターの運営、
 設備管理
データセンターの安全管理・安定運行、電力・スペース等のリソース管理、設備保守
設備企画推進 データセンター設備の更改、新技術導入・サステナ対策の企画推進、環境改善(リフレッシュスペースの構築等)
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日本総研情報サービス/コーポレートサイト

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